南仏プロヴァンスの旅 アラカルト

南仏プロヴァンスの旅  アラカルト 南仏プロヴァンスの小さな宿「ヴィラ・モンローズ」からお届けする、旅と暮らしと人生の断片。
元編集者の目線で綴る、南仏の風、光、出会い。町田陽子とダヴィッド・ミシャールです。

ヨーロッパ第三のアンティークの町リル・シュル・ラ・ソルグにて南仏出身のダヴィッドと一緒に1日1組様限定のシャンブルドット「ヴィラ・モンローズ」、プライベートチャーターを営んでいます。安心して個人旅行を満喫していただけます。ダヴィッドは、雑誌でもよく取り上げられていた東京・南青山の人気レストラン「バンドール」のオーナーシェフ。料理教室やターブルドット(夕食)で南仏の家庭料理教室を楽しんでいただけます。
執筆活動、雑誌やテレビ、阪急阪神百貨店うめだ本店のフランスフェアのコーディネイトもしています。

プロヴァンスの癒しの季節。私にとっては、夏から秋に移り変わる、ちょうど今頃からです。まだ日中は暖かいけれど、真夏の強い陽射しは少しずつやわらいで、朝晩の空気はひんやり。木々の葉に陽光が静かに舞い降りて、車の助手席から外を眺めているだけで、な...
15/09/2026

プロヴァンスの癒しの季節。

私にとっては、夏から秋に移り変わる、ちょうど今頃からです。

まだ日中は暖かいけれど、真夏の強い陽射しは少しずつやわらいで、朝晩の空気はひんやり。

木々の葉に陽光が静かに舞い降りて、
車の助手席から外を眺めているだけで、
なんていうのかな、すべてが詩的な世界なんです。

「わあ!」と身を乗り出して見たくなるような華やかさとは少し違って、
目に入るものが、穏やかでやさしい。

観光のピークも少し落ち着いて、
村を歩いたり、カフェでのんびりしたり、
急がずに過ごすことが心地いい季節です。

初秋のプロヴァンス。

長く連れ添った人とゆっくり旅するのに、
最高の季節だと思います。

カシのClos Sainte-Magdeleineは、私たちが大好きなワイナリーのひとつ。海に面した素敵な立地。断崖につくられた段々畑で、100年前から白とロゼワインをつくっているファミリーです。昨日はお客様と一緒にテイスティングをしました...
13/09/2026

カシのClos Sainte-Magdeleineは、
私たちが大好きなワイナリーのひとつ。

海に面した素敵な立地。

断崖につくられた段々畑で、100年前から白とロゼワインをつくっているファミリーです。

昨日はお客様と一緒にテイスティングをしました。

ミネラル感が心地いい、カシの白。
やっぱり、格別です。

この海を眺めながら育つ葡萄だと思うと、
また少し味わいが違って感じられます。

プロヴァンスがお好きな方なら、きっと、こんな景色もお好きなのではないでしょうか。古い陶器と、籠。ホーローと、レース。使い込まれた木の家具や、昔のトルション。フランス語で「Champêtre(シャンペトル)」。田舎風、田園風などと訳される言葉...
12/09/2026

プロヴァンスがお好きな方なら、
きっと、こんな景色もお好きなのではないでしょうか。

古い陶器と、籠。
ホーローと、レース。
使い込まれた木の家具や、昔のトルション。

フランス語で「Champêtre(シャンペトル)」。

田舎風、田園風などと訳される言葉ですが、
今回、私たちなりのシャンペトルを集めてみました。

特別に飾るためのものというより、
昔のフランスの家で、
本当に暮らしの中で使われてきたもの。

ひとつひとつは素朴なのに、
いくつか一緒に置いてみると、
不思議なくらいなじんで、
フランスの田舎の家のような景色になります。

田舎なのに、どこかおしゃれ。
無造作なのに、なぜか素敵。

私たちがプロヴァンスの暮らしの中で
ずっと好きなのは、
こういう世界…

Villa MontroseのChampêtre
― 私たちが好きな、フランスの田舎の暮らし ―

じつはVilla Montroseでは、
南フランスで私たちが出会ったアンティークやブロカントを
日本のオンラインショップでもご紹介しています。

今回のChampêtreには、
そんな「フランスの田舎の暮らし」を感じるものを34点集めました。

今日から販売が始まっています。

プロフィール欄のVilla Montroseオンラインショップから
34点すべてご覧いただけます。

お買い物でなくても、
プロヴァンスの古い家を覗くような気分で、
楽しんでいただけたらうれしいです。

ちょっと秋めいてきた、Fontaine-de-Vaucluse。この美しい川の水、水温は一年を通して13〜14℃ほど。真夏でも足を入れるとびっくりするくらい冷たいのですが、秋になるとさらにひんやり感じます。日中はまだまだ暑いプロヴァンス。で...
12/09/2026

ちょっと秋めいてきた、Fontaine-de-Vaucluse。

この美しい川の水、水温は一年を通して13〜14℃ほど。
真夏でも足を入れるとびっくりするくらい冷たいのですが、秋になるとさらにひんやり感じます。

日中はまだまだ暑いプロヴァンス。
でも、真夏には少しつらかったその暑さが、徐々に心地よいものになっていきます。

そして毎年思うのが、
陰ではなく、日向を選んで歩くようになったら、100%秋。🍂

南仏の季節の変わり目は、カレンダーよりも、こんな小さなことで気づきます。

11/09/2026

塩の中から、魚が出てきた。

南仏の港町サナリーで食べた、ある日の夕食。
牡蠣と海老のあとに出てきたのは、
一尾丸ごと、塩で包んで焼いたスズキでした。

#フランスのレストラン
#シーフードレストラン
#海の幸

コート・ダジュールの海辺は、9月になってもまだ夏。でも南仏の夏と秋の狭間は、おもしろい。ある日突然、さーっと涼しい風が吹いてくる。「寒っ」と感じて、カーディガンがほしくなる瞬間。あ、秋が来たなぁと思います。それが、今日でした。ニースでこの写...
10/09/2026

コート・ダジュールの海辺は、9月になってもまだ夏。

でも南仏の夏と秋の狭間は、おもしろい。
ある日突然、さーっと涼しい風が吹いてくる。
「寒っ」と感じて、カーディガンがほしくなる瞬間。
あ、秋が来たなぁと思います。

それが、今日でした。

ニースでこの写真を撮ったのは、10月のはじめ。

まだまだ泳げるくらい暑い日もあれば、肌寒い日もある。

9月は、行ったり来たりする季節を楽しみながら、夏の残り香を最後まで楽しみたい。

港町サナリーのレストランへ。この日は夕方からものすごい嵐。窓の向こうは雨で真っ白になるほどでしたが、食事をしているうちに雨も上がり、最後にはきれいな港の色が戻ってきました。牡蠣と海老から始まって、メインはスズキの塩釜焼き。フランスでは魚をど...
08/09/2026

港町サナリーのレストランへ。

この日は夕方からものすごい嵐。
窓の向こうは雨で真っ白になるほどでしたが、食事をしているうちに雨も上がり、最後にはきれいな港の色が戻ってきました。

牡蠣と海老から始まって、メインはスズキの塩釜焼き。
フランスでは魚をどう食べるのか、ダヴィッドとのいつもの会話もそのまま入っています。

久しぶりに、私たちの夕食の時間をYouTubeにしました。

https://youtu.be/WNremLwMCfI?si=MArQOyu_TPETvD1_

06/09/2026

南仏へ帰ってくるとき、好きな時間。

マルセイユ空港に着く少し前、
地中海側からぐるりと回り込んでいく航路。

青い地中海と白い岩肌。
そのうち高速道路や畑、家々が見えてきて、少しずつ人の暮らす風景へ。

この景色が見えてくると、
「ああ、帰ってきた」と思います。

空から見るプロヴァンスも、なかなかいいでしょう?🇫🇷

ゴッホの眼で、アルルを歩く。ゴッホがアルルに住んでいた「黄色い家」は、もうありません。それでもアルルの町を歩いていると、私はいつも、どこかに当時の面影を探しています。2枚目は、ゴッホの《夜のカフェテラス》の舞台として知られるカフェ。残念なが...
05/09/2026

ゴッホの眼で、アルルを歩く。

ゴッホがアルルに住んでいた「黄色い家」は、もうありません。
それでもアルルの町を歩いていると、私はいつも、どこかに当時の面影を探しています。

2枚目は、ゴッホの《夜のカフェテラス》の舞台として知られるカフェ。残念ながら、長らくクローズしています。

でも、この黄色を見ると、黄色い家もこんな色だったのかな、と想像します。

プロヴァンスらしい、明るい黄色。

アルル時代のゴッホは黄色を印象的に使い、《ひまわり》の連作をはじめ、この時代を象徴するような作品を残しました。

ところでアルルといえば、町のあちこちに残るローマ時代の遺跡も有名です。

ところがゴッホは、これほど存在感のある遺跡を、意外なほど主役として描いていません。

彼の目には、もっと別のもの——
カフェの灯りや夜空、畑や木々、町を行き交う人々。
そんな日常の風景の方が、魅力的に映っていたのでしょうか。

ゴッホがアルルに暮らしたのは、130年以上も前のこと。

それでも今の町を歩いていると、
「ゴッホなら、ここで何を見ただろう」
と、ふと思うことがあります。

ゴッホの眼を借りてアルルを歩いてみる。
そんな町歩きも一興です。

南仏リルシュルラソルグのわが家のひとつ筋違い。お気に入りのワインバー兼ワイン屋さんがある通りです。ここから教会にかけて、今年の冬、石畳に舗装されました。そしてこの先の右手には駐車場がありましたが、植樹され、公園になりました。古い小さな町の旧...
04/09/2026

南仏リルシュルラソルグのわが家のひとつ筋違い。
お気に入りのワインバー兼ワイン屋さんがある通りです。

ここから教会にかけて、今年の冬、石畳に舗装されました。そしてこの先の右手には駐車場がありましたが、植樹され、公園になりました。

古い小さな町の旧市街ですが、こんなふうに、現在も少しずつ景観を美しく整えている自治体も少なくありません。
そういう町は時々の催し物も活発で、町に活気があります。

私たちはエクス・アン・プロヴァンスからどこに引っ越そうか考えていた数年間、いろんな町を訪れて不動産をたくさん見学しました。

リルシュルラソルグは小さな規模の町ですが、駅があり、清流に囲まれ、アンティーク屋さんが並び、外国人の居住者も多くいて、観光地として成功していながら、古くからの生活者も多い。
そんなところが気に入りました。

景観のための規制は多いですが、それゆえに昔ながらの町並みが守られています。

古いものをただ残すのではなく、今の暮らしに合わせながら、少しずつ町をよくしていく。

十数年前、私たちがここを選んだ理由は、きっとこういうところにもあったんだと思います。
そして今も、この町に暮らしていてよかったと思う理由のひとつです。

Adresse

24 Rue Voltaire
L'Isle-sur-la-Sorgue
84800

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